海女のリャンさん
カラー 90分
文化庁文化記録映画大賞 キネ旬文化映画ベスト・テン第1位
16mm: 550,000円 DVD/L: 20,000円 DVD/学: 4,800円

戦前、済州島から日本に渡り、現在は大阪で一人で暮らすリャン・イーホンさん(1916年生)の生活を3年間にわたって記録したドキュメンタリー映画。朝鮮通信使研究家、辛基秀氏が1966年から2年かけて記録した昔のフィルムに、現在を日本人カメラマン、そしてリャンさんの家族のカメラが捉えた映像を集結して、未完の映画を完成させた。
リャンさんというひとりの女性が、差別と貧困の中で、海女として一家の生計を支え、夫を支え、母として子どもたちを育ててきた家族の歴史を追う。いつも明るく逞しいリャンさんのあつい母の愛。「私はわるいひとだよ、子どもを離れ離れにしてしまった」そこには誰もが拒むことのできなかった悲しいアジアの歴史がある。日本、韓国、北朝鮮に離散した子ども達との関係から、国家の対立がもたらす悲劇と家族の絆の尊さを伝える作品。
(2004年製作)