
日本国内においてほとんど残存していない無声映画時代のフィルム。 上映後のフィルムの一部が、おもちゃ映写機といっしょに小さな缶に入れられ、 切り売りされていた 「おもちゃ映画」 と呼ばれるものをご存知でしょうか。 京都市にある 「おもちゃ映画ミュージアム」 では、日本映画の歴史がつまった それらの貴重なフィルムを発掘、修復し、次世代に伝える活動をされています。
このたびの企画展では、桜映画社が製作しました人形アニメーション映画 『おこんじょうるり』 『死者の書』 からも、人形作品が展示されます。 人形アニメ―ションの先駆者・持永只仁氏から、岡本忠成、川本喜八郎両氏へ 受け継がれた系譜をたどりながら、スクリーンで躍動した人形たちに出会える 貴重な機会です。ぜひおでかけください。
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