桜映画社は、ベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した児童劇映画「お姉さんといっしょ」以来、最近では、人形アニメーション映画「死者の書」、長編劇映画「HAZAN」「みすゞ」、そして最新作の長編ドキュメンタリー映画「里山っ子たち」など、幅広いジャンルで映画の製作を続けてきました。最新作から懐かしい作品、また短編作品も多種そろえて上映会、学習会、イベント等に貸出しております。
全国の上映会情報は、各作品の公式サイトをご覧下さい。



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人形アニメーション
「死者の書」
本編:カラー 70分
監督・脚本・人形美術:川本喜八郎 原作:折口信夫「死者の書」
撮影:田村実 伊丹邦彦 他 美術:工藤瑞樹 音楽:廣瀬量平
アニメーション:及川功一 森まさあき 他
声の出演:宮沢りえ 観世銕之丞 榎木孝明 江守徹 黒柳徹子 岸田今日子
企画:川本喜八郎新作人形アニメーション製作実行委員会 支援:文化庁
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文化庁メディア芸術祭優秀賞/ザグレブ国際アニメーション映画祭審査員特別栄誉賞/中国国際アニメーション・デジタルアートフェスティバルグランプリ 他/文部科学省選定 |
日本を代表するアニメーション作家川本喜八郎が、折口信夫の不朽の名作を人形アニメーションで初めて映像化した作品。奈良、平城京。藤原南家の姫、郎女(いらつめ)が、若くして非業の死を遂げた大津皇子の彷徨える魂を、一途な信仰で鎮めていく。
記録
「ひさかたの天二上」
序章:カラー 14分
監督:村山正実 監修:川本喜八郎 撮影:木村光男 語り:寺田農
「死者の書」の背景となる藤原南家の郎女と大津皇子の史実を探り、折口信夫の古代への洞察を詩的に辿って、本編への導入とする。

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ドキュメンタリー映画
「Little Challengers 小さな挑戦者たち」
カラー 94分
監督:原村政樹 撮影:岩田まき子 原村政樹 編集:四宮鉄男
語り:湯浅真由美 音楽:徳永由紀子
協力:NHK
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文部科学省選定 |
里山の森の保育で様々な体験を積んで豊かな時間を過ごした里山っ子たち。かれらは秋の運動会に向けて、いろいろな課題に挑戦していく。スキップ、逆上がり、うんてい、縄跳び、竹馬、自転車乗り、竹登り。うまくできずに悔し涙を流しながらも、けなげに自分から挑戦していく子どもたち。簡単にはできないけれど、一生懸命頑張ればもしかしたら出来るかもしれない課題に取り組む子どもたちの微妙な心の動きや課題が達成した劇的な瞬間など、その奮闘努力ぶりを、周りで支える友だちや大人たちの姿も交えて、長期密着取材で捉えた。「里山っ子たち」シリーズ第2作目。

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ドキュメンタリー映画
「利休の茶」
カラー 47分
監督:村山正実 脚本:村山英治 村山正実 撮影:西山東男 編集:沼崎梅子
音楽:間宮芳生 語り:中村吉右衛門
監修:表千家 千宗左・裏千家 千宗室・武者小路千家 千宗守
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毎日映画コンクール教育文化映画賞/キネ旬ベスト・テン第3位/教育映画祭優秀作品賞/日本映画ペンクラブ推薦/文部省選定 |
映像として初めて、本格的な資料にもとづいて、千利休の茶の世界へ主に造形の面から迫る。現存する利休道具やゆかりのある茶室、露地を可能な限り探りながら、利休の美意識と高い精神性をみていく。
〈収録〉 |
茶室、露地:待庵(国宝)、残月亭、不審庵、又隠(重文)、官休庵、燕庵(重文)など
茶道具:曜変天目茶碗(国宝)、青磁茶碗馬蝗絆(重文)、珠光天目、赤楽茶碗一文字、黒楽茶碗俊寛、割高台茶碗、利休尻膨茶入、黒棗再来、茶杓ゆがみ、茶杓泪など
絵画:夏景山水図(国宝)、漁村夕照図(国宝)など |
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